平成17年8月29日(月)に、独立行政法人北海道開発土木研究所の主催により、「道路情報化セミナー」を開催しました。“インターネットによる道路・地域情報提供に向けて” と題し、下記のような構成で講習を行いました。
国土交通省では、平成15年度より道路事業の成果を表す指標(アウトカム指標)のひとつとして「情報公開度」を採用し、道路関係ホームページのアクセス数を評価の指標としています。また近年、各地域においてもインターネットを通じて様々な情報提供への取組みが行われ、道路利用者に対するサービスとして定着しつつあります。
セミナー開催にあたっては、より効果的なインターネット情報提供の実現に向けて、インターネットの基礎知識からサイトの計画・構築・運用まで、必要な知識の習得ができるよう講義内容の検討・準備を行いました。具体的には、アクセス数の多いホームページの事例紹介、ホームページで情報提供を行う際の留意事項、アクセス数向上の工夫やよりよいサイトを作るためのテクニック等を幅広く紹介させて頂きました。
今回のセミナーには、北海道開発局、北海道庁、札幌市、日本道路公団北海道支社等から、約50名の参加をいただきました。セミナーに参加いただいた方々には大変ありがとうございました。
 |
 |
▲セミナー開催状況 |
 |
 |
▲セミナー開催状況 |
道路情報化セミナーの議事次第
日時 平成17年8月29日(月) 13:30~15:00
場所 北海道開発土木研究所 1階 講堂
1.開会の挨拶
2.インターネットの基礎知識
1)インターネットの仕組み
2)インターネットでできること
3)インターネットで情報提供する際に注意すべきこと
3.事例紹介(全国・北海道)
1)全国の道路・地域情報提供サイトの中でアクセス数の多いサイト
2)北海道における道路・地域情報提供サイト
4.地域における道路・地域情報提供サイトのあり方
1)地域の道路・地域情報サイト
2)情報提供項目の検討
3)道路管理者が有する情報の提供について
4)他機関や地域・民間が有する情報の提供について
5.国土交通省が示す方向性
1)アウトカム指標について
2)ITS展開ガイドラインについて
6.サイト計画にあたっての手順
1)サイトの企画・計画
2)サイトの構築
3)サイトの広報活動
4)サイトの運用
5)サイトの評価
6)よりよいサイトを作るためのテクニック
7.インターネット情報提供で大切なこと
8.閉会の挨拶
|