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冬の歩行空間は、雪で埋もれてしまう歩道や「つるつる路面」の発生により、歩き難く移動に多くの時間を要したり、転倒によって大怪我をする場合もあり、社会問題化しています。急速に高齢化が進行する北海道において、このような障害(バリア)を解消する「冬期バリアフリー」の推進が重要な課題となっています。
北海道開発土木研究所では、「冬期バリアフリー」の推進に資する各種対策施設について民間企業との共同研究などを通じて、研究開発、評価手法の確立に取り組むとともに、新たな技術の適用可能性や活用方法の検討を行っています。
この度、下記のとおり、これらの調査研究成果の紹介、実験施設及び整備事例の見学会を企画しましたのでご案内します。
○日時 平成16年3月18日(木) 13:00~17:00
○スケジュール
13:00~15:00:整備事例及び研究開発事例報告会 (北海道開発土木研究所 1F講堂)
・札幌市中心市街地における冬期バリアフリー対策事例
・住民参加型冬期バリアフリーの推進にむけて
<地中熱利用による融雪槽の開発及び砂箱の改良>
・省エネルギー型ロードヒーティングの性能評価
・地下水利用による無散水消雪施設の整備事例と北海道における可能性
・コンジョイント分析法を用いた冬期歩行空間のモビリティ評価に関する研究
15:00~17:00:現地見学会
・地中熱利用型融雪槽 (研究所構内実験施設)
・遠赤外線放射融雪システム (研究所構内実験施設)
・中心市街地冬期バリアフリー対策事例 (札幌市中心市街)
<路肩ヒーティング、横断歩道ヒーティング及び凍結抑制舗装、改良型砂箱>
○定 員 70名
○お申込み
3月15日迄にメールまたはFAXでお申し込み下さい。
定員(70名)を越えた場合、座席の関係上先着順で〆切ります。
参加可能な場合、特に連絡はいたしませんのでそのままお越し下さい。
参加不可の場合のみ別途連絡いたします。
○主催:独立行政法人北海道開発土木研究所
○連絡先:北海道開発土木研究所 道路部 維持管理研究室
TEL: 011-841-1747 FAX: 011-841-9747
石田・木村 (iji@ceri.go.jp) |