2月26日に、（財）北海道道路管理技術センターとの共催で、道路管理における雪崩対策講習会を開催しました。当研究所の高木研究監理官の開会挨拶に続いて、講習会の前半では、次の２件の講演が行われました。

　・「雪崩に関する基礎知識」　当研究所　道路部防災雪氷研究室　室長　加治屋安彦
　・「気象から見た雪崩災害」　（財）日本気象協会北海道支社　調査部長　松岡直基

　続いて、屋外にて、野外実習（実演）を行い、積雪の層構造の観察や。弱層テストを行いました。

　講習会の後半では、次のような講演が行われました。

　・「防災ドクター制度について」　（財）北海道道路管理技術センター　常務理事　難波重壽
　・「最近道内で発生した道路雪崩の特徴について」　（株）雪研スノーイーターズ　社長　竹内政夫
　・「最近道内で発生した道路雪崩の対応事例」　（株）ドーコン　防災保全部　主幹　池田保夫
　・「雪崩に関する研究の最近の取り組み」　当研究所　道路部防災雪氷研究室　研究員　三好達夫
　・「道路雪氷メーリングリストの開設について」　当研究所　道路部防災雪氷研究室　副室長　松沢勝

　最後に、（財）北海道道路管理技術センターの竹田俊明参与より、閉会の挨拶をいただき、盛会のうちに講習会を終えることができました。

　今回の講習会では、北海道開発局、北海道庁、日本道路公団より、約60名の参加者がありました。講習会にご参加いただいた方々には大変ありがとうございました。

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▲会場の状況、野外実習の状況(提供：北海道建設新聞社）

▲高木研究監理官の挨拶と加治屋室長の講演、野外実習の状況

▲松岡講師の講演、竹内講師の講演、竹田参与の閉会挨拶