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第4回三浦・青木賞のファイナリストに選ばれました


去る11月21日、ITによるユニークなビジネスプランを積極的に評価し、若い起業家のデビューを応援する「第4回三浦・青木賞」において、有村特別研究員・加治屋研究室長・松澤副室長が、社会人の部ファイナリストを受賞いたしました。
 この賞は、IT系ビジネスプランやアプリケーション開発、起業化を目指したIT関連技術開発やソフトウエアを対象に、内容のユニークさ、新規性、革新性、可能性に注目して選考されます。また、賞の目的が起業支援であることから、技術の新規性だけでなく、ビジネスプランが備わっていることが前提となります。
 今回の受賞テーマは、「電子タグによる観光流動データベース活用ビジネス」であり、自然や景観、温泉、食といった観光資源と、観光事業者・地域NPO等による観光体験、また、それを繋げる道路や鉄道等の交通モードから成立する「観光交通行動」を電子タグにより観測し、そのデータを活用することで地域の経済的持続可能性を支援するマーケティング事業を展開するという内容でした。
 残念ながら今回は、全応募者の中から4名選考されるファイナリストとしての受賞ということで、大賞には届きませんでしたが、昨今の官主導によるIT・ITS事業ではなく、地域内観光流動データベースという社会資本を民間ビジネスにより構築する方法論を示した点が評価されました。

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▲三浦・青木賞ファイナリスト盾

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