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2002年4月1日より施行された政策評価法によれば、「行政機関は、その所掌に係わる政策について、適時に、その政策効果を把握し、これを基礎として、必要性、効率性又は有効性の観点その他当該政策の特性に応じて必要な観点から、自ら評価するとともに、その評価結果を当該政策に適切に反映させなければならない」とされ、評価のマネジメントサイクルを確立することが義務づけられています。
道路行政においては、2003年度から、国民の視点に立ち、より効果的、効率的かつ透明性の高い道路行政へと転換を図るため、平成15年度より事前に数値目標を設定し(Plan)、施策・事業を実施(Do)、達成度の評価(Check)を次の行政運営に反映(Action)する新たな行政運営のしくみ(道路行政マネジメント)を導入しています。
土木学会誌の本年1月号でも、「社会基盤整備の経営学・政策マネジメントの夜明け」と題する特集記事を掲載し、道路行政マネジメントを先駆的な例として取り上げております。
一方、冬期道路の問題は、積雪寒冷地の道路行政における大きな課題であり、冬期道路に係わる政策、施策および事業は、積雪寒冷地の道路管理者が担うべき大変重要なことがらであり、冬期道路に関するアカンタビリティーと効率性の向上に資する「冬期道路マネジメント」の導入を図ることは大きな意義あることと考えられます。
そこで、今回のセミナーでは、この「冬期道路マネジメント」をテーマとして掲げ、その導入の意義と内容について理解を深める話題を中心にセミナーを開催いたします。
日時: 平成18年2月21日(火) 13:30~17:00
場所: 札幌市豊平区平岸1条3丁目1番34号(独)北海道開発土木研究所 講堂
主催: (独)北海道開発土木研究所道路部
共催: 北海道土木技術会道路研究委員会
1 開会挨拶 13:30~13:35
相馬 和則 北海道開発土木研究所道路部長
2 基調講演1 「脱スパイクタイヤ政策の政策評価について」 13:35-14:30
浅野 基樹 北海道開発土木研究所道路部交通研究室長
3 基調講演2 「雪みちプロジェクトについて」 14:30-15:15
田村 桂一 北海道開発局建設部道路計画課開発専門官
質疑応答 15:15-15:30
休憩 15:30~15:45
4 話題提供
4-1 「冬道の安全運転をアドバイスする情報のニーズと提供方法」 15:45-16:15
山際 祐司 北海道開発土木研究所道路部防災雪氷研究室主任研究員
4-2 「歩行者転倒防止の取り組み~つるつる路面転倒防止委員会~」16:15-16:45
佐々木 博一 北海道開発局札幌開発建設部道路調査課第2調査係長
質疑応答 16:45-16:55
5 閉会挨拶 16:55~17:00
申し込み・問い合わせ先
交通研究室 高橋
TEL:011-841-1738,FAX:011-841-9747
参加希望の方は、参加申し込み用紙に記入の上、FAXでお申し込みください。
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