7月8,9日に毎年恒例の研究所一般公開を行いました。道路部では「安全・快適　北の道」という統一テーマのもとに、各室で個別テーマを設けて趣向を凝らした展示を行ないました。たくさんの方々にご来所いただき、大変ありがとうございました。

安全・快適　北の道　～ランブルってなに？～　交通研究室

　交通研究室では、冬期の路面管理や交通事故対策に関する研究を行っています。一般公開では、冬期路面のすべりに関する実験、冬期路面管理に関するパネル展示、すべり試験車や凍結路面室内走行試験等の試験機器などを展示しました。
　また、正面衝突事故対策として開発され、普及が進んでいる「ランブルストリップス」の体験コーナーを新たに設け、多くの方にランブルストリップスを体験していただきました。ありがとうございました。

▲凍結路面室内走行試験、すべり試験車の屋外展示、ランブルストリップス体験コーナー

安全・快適　北の道　～雪みちに挑む新技術～　防災雪氷研究室

　防災雪氷研究室では、冬道の安全を確保するための様々な研究を行っています。展示パネルを公開し、冬期道路の高度情報提供システム、しりべしe街道実験、エゾシカ事故対策、北の道ナビ、道路吹雪対策、雪崩の危険度評価等に関するパネル展示や、雪崩ビデオの公開及び雪氷防災の研究,寒地ITSのスライドショー(第一実験棟2階)と、視程障害移動観測車の屋外展示を行いました。
　昨年より多くのお客様にご来場頂きまして、ありがとうございました。

▲パネル展示、ビデオ上映、視程障害移動観測車の屋外展示

安全・快適　北の道　～みちをまもる～　維持管理研究室

　維持管理研究室では，積雪寒冷地の道路舗装に関する研究を行っています。今年は，研究内容を紹介するパネル展示に加え，路面状況を測定する機器や実験室で舗装材料の性能を評価するための実験機器を多数展示しました。
　例年以上に多くのお客様がお越しになり，研究内容などに関してもたくさんのご質問をいただきました．ありがとうございました。

▲クイズコーナー、舗装の材料の説明、排水性舗装の説明

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