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第8回寒地道路連続セミナー「未利用エネルギー活用消融雪施設講習会」を開催しました。


 平成17年3月11日(金)に寒地道路連続セミナー「未利用エネルギー活用消融雪施設講習会」を北海道開発土木研究所 にて開催しました。
 北海道開発土木研究所道路部では、寒地道路に関する様々な課題について行政やコンサルタントの専門家や技術者、そして大学や他研究機関の方々との情報交換、意見交換の場として寒地道路連続セミナーを開催しています。
 第8回目となる今回は、北海道大学大学院から長野克則先生を講師としてお招きし、地熱・地下水熱利用の基礎知識、消融雪施設への応用の可能性等についてご講習会を開催いたしました。
 北海道大学大学院 長野克則助教授からは「地中熱を利用した道路融雪の計画と環境性評価」として、自然エネルギーを利用した省融雪施設の紹介、地中熱ヒートポンプシステムのメリット、デメリット、地中熱利用路盤融雪シミュレータの紹介、地中熱を利用したゼロエネルギー融雪槽の無限円筒温度境界理論解による年間融雪量の検討等についてご講演頂きました。
 次に北海道開発土木研究所 道路部維持管理研究室 石田副室長より「鋼管杭融雪槽の実証実験」として、鋼管杭による地熱・地下水熱利用型融雪槽の実証実験について報告いたしました。
 また、講習会終了後に、鋼管杭融雪槽の実証実験フィールド視察を行いました。
 
 全道から約50名の参加をいただきました。お忙しい中、講習会、フィールド視察に参加された方々にお礼申し上げます。

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▲「第8回寒地道路連続セミナー」の聴講状況

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▲長野助教授の講演状況(左)、石田副室長の講演状況(右)


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▲フィールド視察の状況(左)、鋼管杭融雪槽(右)



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