平成１６年１２月１７日（金）に寒地道路連続セミナー「寒地ITSの利用者ニーズと有効な導入方策に関する実証的研究」を当研究所講堂にて開催しました。寒地道路連続セミナーは、寒地道路に関する様々な課題について行政やコンサルタントの専門家や技術者、また大学や他研究機関の方々との情報交換及び意見交換の場として開催するもので、今回が第６回の開催です。
　今回のセミナーでは、防災雪氷研究室の加治屋室長が北海道大学に提出した学位論文であり、このたび開土研報告№122として刊行された「寒地ITSの利用者ニーズと有効な導入方策に関する実証的研究」について講演し、当研究所が最近１０年ほどの間に行ってきた寒地ITSの研究成果の報告を行いました。また、この講演に先立ち、同室の有村特別研究員が本年１０月に開催された「ITS世界会議愛知・名古屋大会」について参加報告を行いました。

　今回のセミナーには、全道の道路行政関係者、団体、民間のITS関係者等から、約50名の参加をいただきました。年末のお忙しい時期に、セミナーに参加され、熱心にご聴講いただいた方々にお礼申し上げます。

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▲「第6回寒地道路連続セミナー」の聴講状況

▲加治屋室長(写真左)及び有村特別研究員(写真右)の講演状況