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第5回寒地道路連続セミナー(SURF・北米路面管理基準調査報告)を開催しました


 平成16年11月24日(水)に(独)北海道開発土木研究所道路部、及び北海道土木技術会舗装研究委員会の共催による寒地道路連続セミナー「国際路面性状会議及び北米路面管理水準調査報告会」を当研究所講堂にて開催しました。
 寒地道路連続セミナーは、寒地道路に関する様々な課題について行政やコンサルタントの専門家や技術者、また大学や他研究機関の方々との情報交換及び意見交換の場として開催するもので、今回が第5回の開催です。
 今回のセミナーは、本年6月にカナダで開催された道路の路面性状評価をテーマにした国際シンポジウム「路面性状国際会議(SURF2004)」の報告として北見工業大学土木開発工学科助教授 川村彰氏を講師としてお招きして開催致しました。
 川村助教授からは「路面性状国際会議 報告」としてSURF2004の紹介と、受賞論文の紹介として「第二世代ウェーブレット変換を用いた路面凹凸検出方法の基礎的研究」についてお話しを頂きました。
 次に、北海道開発土木研究所道路部維持管理研究室 丸山主任研究員より「北米路面基準調査報告」と題して、アメリカ、カナダの州政府、およびデンマークの舗装の管理目標について各国の法的な位置づけ等の紹介がありました。
 最後に、同維持管理研究室 石田副室長より「フィンランドにおける道路性状測定及び舗装管理」と題して、フィンランド国家道路庁で開発された舗装管理システム(PMS)について紹介がありました。
全道から約65名の参加があり、アンケートを実施した結果、今後もいろいろなセミナーを開いて欲しい等の意見を頂きました。


○:SURF2004 (5th International Symposium on Pavement Surface Characteristics)
 世界道路協会(PIARC)が主催する舗装の表面性状全般(PMS,テクスチャ,平坦性etc.)に関する国際会議.第5回目の今回は,カナダ・トロント市で2004年6月に開催され32カ国から200名が参加. 
 SURF2004ホームページはこちら
○アンケートの結果はこちら 
アンケート結果

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