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ランブルストリップスはどこで開発されたものですか?
どのくらい効果があるのでしょうか?
北海道ではどのくらい設置されていますか?
バイクや原付・自転車に対して、危なくないのでしょうか?
舗装の耐久性は、問題ないのですか?
冬期間は、効果がないのでしょうか?
騒音の発生は、問題ないのでしょうか?
設置の際の仕様は、どのように決めているのですか?
カーブ区間に設置しても大丈夫ですか?
設置する際の費用を教えて下さい。
追越し禁止区間の黄色1条線や路肩に設置した箇所はありますか?


ランブルストリップスはどこで開発されたものですか?
 最初のランブルストリップスは、1955年に米国・ニュージャージー州に“singing shoulders”という名前で設置されました。この時は波状の凹凸を橋梁の路肩のコンクリート舗装に設置されたものでした。1960年代に入り、様々な州で、異なった形のランブルストリップスが設置されました。米国では、1990年代に入り、既設の舗装表面を削る方式が開発されてから急速に普及しました。その高い効果が報告されたのは、最近になってからです。米国では、主に路外逸脱事故対策として、高速道路の路肩に設置されています。寒地土木研究所は、ランブルストリップスをセンターライン上に設置して、正面衝突事故対策として開発しました。
 ランブルストリップの意味は、ランブル(rumble)が、〈車などが〉ガラガラ[ゴロゴロ]音を立てて進むことであり、ストリップス(strips)は、細長い形が続くことです。ランブルストリップスという言葉は英国でも使用されていますが、英国では道路の車線全体に凹凸を設置して、走行速度抑制効果をねらった手法を意味します。 
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どのくらい効果があるのでしょうか?
 米国・コロラド州では、1997年に地方部2車線道路の約27kmのセンターラインにランブルストリップスを設置した結果、事前事後の各44ヶ月の正面衝突事故件数を比較した場合、約36%の削減効果があったことが報告されています。
 日本では、2002年7月に一般国道5号八雲町の約700mに設置したランブルストリップスが、舗装表面を削る方式として最初の施工で、この区間では、設置後の現在まで正面衝突事故は発生していません。ただし設置後の期間や設置延長も短いので、今後の普及と共に追跡調査を行う予定です。
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北海道ではどのくらい設置されていますか?
 平成18年3月末現在で、31路線の402kmに達しています。具体の箇所は、「国道における設置状況」を参照して下さい。
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バイクや原付・自転車に対して、危なくないのでしょうか?
 バイクや原付・自転車に対しては、当研究所が所有する苫小牧寒地試験道路において、平成14年に一般の道路利用者62名と平成15年に同じく105名による走行実験を行っております。実験内容は、走行状況をビデオで観測すると共にアンケートにより安全性に対して意見を述べてもらう方法です。その結果、ビデオでは危険性が見られませんでしたが、アンケートでは車重が軽い自転車を走行したときに、窪みの深さが15mmの場合に危険と答える人がいたので、実際の国道では、深さが12mmの規格を採用しています。ただし現時点では、追越し禁止の2条線のセンターライン上に設置しているので、自転車がこの上を走行し続けることは、ほとんど考えられません。また横切る程度では、全く問題ありません。
 さらにバイクに対しては、既に道路上に設置されているセンターポールやチャッターバー(凸型の四角い金属で、通常反射板が付いている)と比較して、より安全です。
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舗装の耐久性は、問題ないのですか?
 平成14年7月に初めてランブルストリップスが設置されてから、平成18年7月で4年経過しました。一部の箇所で舗装の施工ジョイントが開き、ポットホールができている場合が見られます。原因は、薄層オーバレイ工事により施工箇所の舗装厚が薄いことが考えられます。詳しくは、「施工後の留意事項」を参照して下さい。
 なお、1条線区間では、区画線塗料が防水の役目(シーリング)を果たすため、このような問題は少ないと思われます。
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冬期間は、効果がないのでしょうか?
 降り積もってから時間があまり経過していない圧雪状態であれば、ランブルストリップスが雪で覆われていても、音と振動の効果は持続します。また一般国道の主要幹線道路における除雪水準が確保されている道路環境では、溝の中の雪氷も飛散しているようです。具体の内容は、「実際の効果について」を参照して下さい。
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騒音の発生は、問題ないのでしょうか?
 深さ12mmのランブルストリップスが踏まれたときに発生する音の大きさを路側で測定した結果、乗用車(1800cc)で約70dBでした。これは車両が通過する時に発生する走行音と約1dBしか変わりません。また追越し禁止区間のセンターライン上に設置するために、踏まれることはあまり多くありません。ですから環境基準等の問題は発生しません。
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設置の際の仕様は、どのように決めているのですか?
 ガイドライン(案)を参考にして下さい。
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カーブ区間に設置しても大丈夫ですか?
 カーブ区間に設置した箇所は、北海道内に多数あります。平成14,15年頃は、カーブ区間に設置する場合、深さ9mmを採用していました。現在は、安全が確認されて、12mmで施工されています。
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設置する際の費用を教えて下さい。
 施工単価は、「建設物価」の特殊舗装工で公表されています。道路管理者が発注する際の歩掛かり等については、トップページにある「お問い合わせ先」に連絡をして下さい。
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追越し禁止区間の黄色1条線や路肩に設置した箇所はありますか?
 北海道開発局では、平成16年度からの追越し禁止区間の黄色1条線や路肩に設置しています。
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