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【北の道リサーチニュース:第200号(2020年5月)】を発行しました

寒地道路研究グループ : 2020年5月28日

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【北の道リサーチニュース:第200号(2020年5月)】
 "寒地道路のリサーチセンター"
 国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
 http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:浜頓別町ラウンドアバウト説明会は中止になりました(寒地交通チーム)
■研究紹介
02:(報文)救急医療支援に資する道路空間・付帯施設の活用効果(寒地交通チーム)
03:(技術資料)気象条件を用いた吹雪時の視程推定手法の精度改善に向けた分析
  ―北海道と青森県における観測結果より―(雪氷チーム)
■関連研究チームニュース
04:倶知安町景観審議会で委員を務めました(地域景観チーム)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:浜頓別町ラウンドアバウト説明会は中止になりました(寒地交通チーム)
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 寒地交通チームの宗広主任研究員らが出席し、講演予定であった浜頓別町ラウンド
アバウト説明会は、コロナウィルス(COVID-19)の影響を考慮し、中止になりました。

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■研究紹介
 寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
 くわしくはこちら→
  https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_geppo_year/
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02:(報文)救急医療支援に資する道路空間・付帯施設の活用効果(寒地交通チーム)
→ https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/64806
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 救急医療用ヘリコプターの緊急離着陸場の利用実態について、過去6年間(2010~
2015)の実績を調査したところ、道路付帯施設である除雪ステーションや道の駅、
サービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)の利用回数が増加傾向を示した。患
者の症病別に、救急出動時の医師現場到着時間と、患者の退院後のQOL(生活の質)
についてデータを分析し、医師現場到着時間の短縮は、患者のQOL(生活の質)の改
善に貢献することが示された。
    
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03:(技術資料)気象条件を用いた吹雪時の視程推定手法の精度改善に向けた分析
 ―北海道と青森県における観測結果より―(雪氷チーム)
→ https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/64813/
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 本資料では、「吹雪の視界情報」に用いている気象条件を用いた吹雪時の視程推定
手法の推定精度について北海道及び青森県で検証し、北海道外への適用に向け推定手
法の改良について検討した。

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■関連研究チームニュース
 寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観チーム:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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04:倶知安町景観審議会で委員を務めました(地域景観チーム)
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 地域景観チームでは、2018年度より笠間研究員が倶知安町景観審議会で委員を務め
ています。
 4月17日(金)に本年度第1回の審議会が開かれ、観光開発と景観、自然環境との調
和の確保を主眼に、民間の開発案件に求めるべき景観配慮の内容や、倶知安町で今後
策定をすすめていく景観計画の内容について、議論と審議を行いました。

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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 →  http://northern-road.jp/navi/

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■道内・国内・海外ニュース
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[国内]
・第61回土木計画学研究発表会・春大会(中止)
 期間:2020年6月13日(土)・14日(日)開催予定であった研究発表会は中止になり
 ました。なお、土木計画学研究・講演集(CD-ROM)は発刊されます。

・令和2年度土木学会全国大会(年次学術講演会)
 期間:令和2年9月9日(水)~11日(金)
 場所:名古屋工業大学キャンパス

・第40回交通工学研究発表会
 期間:2020年9月7日(月)・8日(火)
 場所:日本大学理工学部駿河台キャンパス
 論文締切:2020年5月8日(金)締切
 http://www.jste.or.jp/Online/happyo40.pdf

・第2回JSTEシンポジウム
 期間:2020年12月3日(木)・4日(金)
 場所:北海道大学大学院工学研究院
 http://www.jste.or.jp/Event/jstesympo02_01highlight.pdf

[海外]
・第6回国際ラウンドアバウト会議(中止)
期間:2020年5月開催予定であった同会議は、コロナウィルス(COVID-19)の影響を
    考慮し、中止になりました。

・ISHGD2020(道路幾何設計に関する第6回国際シンポジウム)(延期)   
 期間:2020年6月開催予定であった同会議は、コロナウィルス(COVID-19)の影響を
    考慮し、延期になりました。
    新しい開催日は、2021年6月23日(水)~6月27日(日)。
 場所:オランダ・アムステルダム市
    https://ishgd2020.org/
アブストラクト提出:2019年6月1日(土)締切
本論文提出:2019年10月21日(月)締切  

・2020 International Road Weather and Winter Maintenance Conference
& Peer Exchange
(2020年・道路気象および冬期道路管理に関する国際会議および意見交換会)
 期間:2020年9月21日(月)~9月23日(水)
 場所:米国・ジョージア州・アトランタ市 Grand Hyatt Atlanta
    http://www.cvent.com/d/thq3sr

・TRB 100th Annual Meeting (第100回米国運輸研究会議年次総会)
 期間:2021年1月24日(日)~1月28日(木)
 場所:米国・ワシントンD.C.
 本論文提出:2020年8月1日(土)
  
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■編集後記
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この原稿を書いている5月20日の時点で、北海道はまだ新型コロナウィルスによる緊急
事態宣言の真っただ中ですが、このメールが送付される頃には解除されているでしょう
か。当研究所でも現在、出勤者7割減を目標に在宅勤務が行われていますが、市場では
リモートワークに使用するパソコンやウェブカメラなどが売れているそうです。この事
態が収束するにはワクチン等による集団免疫を獲得する必要があり、収束まで年単位の
時間がかかるとの意見も聞かれます。この環境に生活や仕事を合わせるしかなさそうで
す。

                 寒地交通チーム上席研究員 佐藤昌哉
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