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【北の道リサーチニュース:第197号(2020年2月)】を発行しました

寒地道路研究グループ : 2020年2月25日

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【北の道リサーチニュース:第197号(2020年2月)】
 "寒地道路のリサーチセンター"
 国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
 http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:ワイヤロープ式防護柵の性能確認試験を行います(寒地交通チーム)
02:日本道路協会の路面施設SWGに参加しました(寒地交通チーム)
03:浜頓別町ラウンドアバウト説明会で講演します(寒地交通チーム)
04:ハバロフスク日本センター現地企画講座「寒冷地道路・建設に関するセミナー」
 で講演します(寒地交通チーム)
■研究紹介
05:(技術資料)ラウンドアバウト導入前後における被験者調査について(寒地交通
 チーム)
06:(技術資料)「一回の暴風雪の厳しさ」の適切な評価に向けた取り組み
 - 極端な暴風雪時における吹雪量と国道通行止めの関係解析 -(雪氷チーム)
07:(技術資料)切土道路に発生した吹きだまりの発達過程と吹雪量との関係
 ―石狩吹雪実験場における観測事例より―(雪氷チーム)
■関連研究チームニュース
08:エルサルバドルにてJICA道の駅研修のコースリーダー及びセミナー講師を務めま
 した。(地域景観チーム)
09:ニカラグアにてJICA道の駅プロジェクトへの技術協力及びセミナー講師を務めま
 した。(地域景観チーム)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース

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■寒地道路研究グループニュース
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01:ワイヤロープ式防護柵の性能確認試験を行います(寒地交通チーム)
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 ワイヤロープ式防護柵の性能確認試験(衝突試験)を行います。
  試験場所:苫小牧寒地試験道路
  試験日時:大型車:令和2年3月11日(水)11時
  小型車:令和2年3月13日(金)11時
  試験条件:中央分離帯用Am種:高速道路(設計速度100km/h以上)
   大型車:衝突速度52km/h、衝突角度15度
   乗用車:衝突速度100km/h、衝突角度20度

 見学を希望する方は、所属、名前、メールアドレスを3月5日(木)までにお知らせ
下さい。
 ・見学申し込み先:平澤(hirasawa@ceri.go.jp) 電話(011)841-1738

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02:日本道路協会の路面施設SWGに参加しました(寒地交通チーム)
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 日本道路協会の路面施設SWGに宗広主任研究員が委員として参加し、自動運転を支
援する道路付属物に関する研究事例を報告しました。(寒地交通チーム)
 期間:2020年2月19日(水)
場所:日本道路協会 

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03:浜頓別町ラウンドアバウト説明会で講演します(寒地交通チーム)
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 浜頓別町ラウンドアバウト説明会で、宗広主任研究員並びに中村研究員が参加し、
「日本のラウンドアバウトの動向」と題し、講演します。
  期間:2020年3月下旬(予定)
  場所:浜頓別町(予定)

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04:ハバロフスク日本センター現地企画講座「寒冷地道路・建設に関するセミナー」
で講演します(寒地交通チーム)
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 ハバロフスク日本センター現地企画講座「寒冷地道路・建設に関するセミナー」に
宗広主任研究員が参加し、講演します。
  期間:2020年4月6日(月)~7日(火)、8日(水)~9日(木)
  場所:ロシア連邦ハバロフスク市、イルクーツク市

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■研究紹介
 寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
 くわしくはこちら→
  https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_geppo_year/
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05:(技術資料)ラウンドアバウト導入前後における被験者調査について(寒地交通チー
 ム) → https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/64654/
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 2019年10月に供用を開始した、北海道初のラウンドアバウトである檜山郡上ノ国町
の大留交差点について、導入の前と後に走行実験を行い、被験者の運転挙動および主
観の変化を調査した。
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06:(技術資料)「一回の暴風雪の厳しさ」の適切な評価に向けた取り組み
 - 極端な暴風雪時における吹雪量と国道通行止めの関係解析 -(雪氷チーム)
 → https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/64655/
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 暴風雪の激しさを適切に評価することを目的とし、気象メッシュデータから計算
した 面的な吹雪量の時間変化と国道通行止め履歴の関係を整理した。本資料では
過去の極 端な暴風雪事例について解析した結果を示す。
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07:(技術資料)切土道路に発生した吹きだまりの発達過程と吹雪量との関係
 ―石狩吹雪実験場における観測事例より―(雪氷チーム)
 → https://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/64658/
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 本資料では、高さ約1~2mの切土道路において吹雪時に発生する吹きだまりの
発達過程や吹きだまり量と吹雪量との関係について調査し、切土道路の車線上に
発生する吹きだまりの推定方法について検討した。
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■関連研究チームニュース
 寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観チーム:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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08:エルサルバドルにてJICA道の駅研修のコースリーダー及びセミナー講師を務めま
 した。(地域景観チーム)
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 1月14日(火)~19日(日)、2019年夏にJICA北海道センターで実施した「中米統
合機構加盟国向け 道の駅による道路沿線地域開発コース」の現地補完研修が、対象
国の一つであるエルサルバドルにて帰国研修員を再度招聘し実施しました。
 研修では、コースリーダーを務める地域景観チームの松田上席研究員が主任講師を
務め、補完講義やアクションプラン改定指導、現地関係者も交えた意見交換、中米初
の道の駅や道の駅への改修予定の施設などでの現地指導を行い、6カ国から約20名の
参加がありました。
 また同地訪問に併せ、関係省庁の幹部や自治体首長などを対象とした「道の駅セミ
ナー」が現地JICA事務所主催で開催され、松田上席研究員が基調講演を行いました。
 セミナーには、地方振興庁の長官など定員を超える70名の参加がありました。

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09:ニカラグアにてJICA道の駅プロジェクトへの技術協力及びセミナー講師を務めま
 した。(地域景観チーム)
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 本年1月より、ニカラグアにて日本の道の駅モデル導入による地域開発プロジェクト
が開始されたところ、1月22日(水)~25日(土)、これに派遣された個別専門家へ
の今後の活動への助言や帰国研修員への現地での技術指導、関係省庁との意見交換を
行いました。
 現地では、同国北部地域を中心に、道の駅モデルの導入を検討しているフェリア
(観光市場)や道の駅候補地も視察し現地指導も行いました。
 またこれに併せ、同国北部のエステリ市にて、周辺自治体の首長や関係省庁の出先
幹部を対象とした「道の駅セミナー」が現地JICA事務所主催で開催され、松田上席
研究員が基調講演を行いました。セミナーには100名の参加がありました。
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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 →  http://northern-road.jp/navi/

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■道内・国内・海外ニュース
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[国内]
・第61回土木計画学研究発表会・春大会
  期間:2020年6月13日(土)・14日(日)
  場所:大阪大学吹田キャンパス
     https://jsce-ip.org/2020/01/22/
  論文締切:2020年3月8日(日)
・令和2年度土木学会全国大会(年次学術講演会)
 期間:令和2年9月9日(水)~11日(金)
 場所:名古屋工業大学キャンパス

[海外]
・第6回国際ラウンドアバウト会議
 期間:2020年5月17日(日)~5月20日(水)
 場所:米国モントレー市Conference Hotel
    https://trb.secure-platform.com/a/page/Roundabout2020
    アブストラクト提出:2019年8月31日締切

・ISHGD2020(道路幾何設計に関する第6回国際シンポジウム)
 期間:2020年6月28日(日)~7月1日(水)
 場所:オランダ・アムステルダム市
    https://ishgd2020.org/
アブストラクト提出:2019年6月1日(土)締切
 本論文提出:2019年10月21日(月)締切

・TRB 100th Annual Meeting (第100回米国運輸研究会議年次総会)
期間:2021年1月24日(日)~1月28日(木)
場所:米国・ワシントンD.C.
本論文提出:2020年8月1日(土)

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■編集後記
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 「日本の道路は信じ難い程悪い。工業国にしてこれ程完全にその道路網を無視してき
た国は日本の他にない。」という言葉で有名なワトキンス・レポートは、戦後日本で高
速道路建設にあたり、世界銀行から派遣されたワトキンスさんが政府に提出した「名古
屋・神戸高速道路調査報告書」の一文です。経済発展における道路網の必要性、有料道
路制度や道路財源の確保の提言等、今なお道路施策の根幹をなす内容です。報告書1頁
目に「国家の繁栄と偉大さを決定するものに三つの要素がある-それは肥よくな土地・
繁忙な工場・人と物との場所から場所への容易な輸送、である。」という16世紀に活躍
したフランシス・ベイコンという英国の哲学者の言葉が掲げられています。20世紀まで
は正論でしたが、現在では人と物の移動は容易に国境を越えるうえに、情報は瞬時に世
界中を駆け巡ります。その結果、国家の繁栄等のプラス面の他に、新型コロナウイルス
の拡散等の想定を超えた事態も起こり、この現状に当時の人はどう思うのかと考えてし
まいます。なお、報告書は2001年に復刻版が出版されていますが、当所情報センターで
は、建設省道路局が1956年当時に各機関に配布した原本を借りることができます。

                  寒地交通チーム 総括主任研究員 平澤匡介
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