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【北の道リサーチニュース:第184号(2019年1月)】を発行しました

寒地道路研究グループ : 2019年2月 4日

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【北の道リサーチニュース:第184号(2019年1月)】
 "寒地道路のリサーチセンター"
 国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
 http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:北海道内の吹雪状況がわかる「吹雪の視界情報」を試験公開中(雪氷チーム)
02:「ゆきみらい研究発表会」で発表します(寒地道路研究グループ)
03:北海道開発技術研究発表会で発表します(寒地道路研究グループ)
04:第98回TRB年次総会で発表しました(寒地道路研究グループ)
■研究紹介
■関連研究チームニュース
05:土木学会デザインコンペで入選しました(地域景観ユニット)
06:第62回(平成30年度)北海道開発技術研究発表会に参加します(各チーム)
07:第34回北方圏国際シンポジウムに参加します(地域景観ユニット)
08:キルギス・タジキスタン国別研修で講師を務めます(耐寒材料チーム)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:北海道内の吹雪状況がわかる「吹雪の視界情報」を試験公開中(雪氷チーム)
→ パソコン版 http://northern-road.jp/navi/touge/fubuki.htm
  スマートフォン版 http://northern-road.jp/navi/touge/sp/fubuki.htm
  携帯電話版 http://time-n-rd.jp/fubukiadmin/kmap/
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 寒地土木研究所では、今冬もインターネットサイト「吹雪の視界情報」の運用と、
吹雪の視界情報メール配信を11月22日から開始しています。
 合わせて、吹雪状況を投稿していただくボランティア「北の道サポーター」を募集
しています。詳しくはこちらを御覧ください。
→ http://www.ceri.go.jp/contents/date/file/301112.pdf

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02:ゆきみらい2019in新庄で発表等を行います(寒地道路研究グループ)
→ http://www.thr.mlit.go.jp/yukimirai_shinjyou/
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 2月7日(木)~8日(金)に新庄市でゆきみらい2019in新庄が開催されます。
このイベントに寒地道路研究グループからシンポジウムへの登壇、研究発表会におけ
る発表、見本市での技術展示を行います。

【シンポジウム】
・2月7日(木)新庄市民文化会館大ホール で行われるシンポジウムに松澤寒地道路研
究グループ長がパネリストとして登壇します。
【研究発表会】
・2月8日(金)新庄市民文化会館で開催されます。
 寒地道路研究グループから、以下の研究発表を行います。
 また寒地交通チームの佐藤上席研究員が特定テーマ「冬期に生じる災害の対応②」
の座長を務めます。

<寒地交通チーム>
・プロピオン酸ナトリウムの高速道路本線への試行導入における効果検証について
:佐藤研究員
・気象メッシュデータを用いた路面雪氷状態予測の広域化に関する一検討
:齋田研究員
<雪氷チーム>
・北海道内における国道通行止めと吹雪量の関係に関する一考察:大宮研究員

【見本市】
・新庄駅前ゆめりあで行われる見本市において寒地土木研究所の研究紹介を行って
います。

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03:北海道開発技術研究発表会で発表します(寒地道路研究グループ)
→ https://www.hkd.mlit.go.jp/ky/jg/gijyutu/splaat000001evcw.html
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 2月18日(月)~21日(木)に北海道開発局研修センターで標記発表会が開催されます。
 本発表会は、北海道開発事業に係る諸問題に関する調査、研究等の成果を発表する
ことにより、技術等の向上とその普及を図ることを目的として毎年開催しており、今
回で62回目を迎えます。 寒地道路研究グループからは、以下の論文発表を行います。

<寒地交通チーム>
・プローブデータによるブラックアウト時の交通状況について:宗廣主任研究員
・カーブ区間の路面すべり抵抗計測技術構築について:徳永主任研究員
・プロピオン酸ナトリウムの本線試行導入による効果検証の実施について
 :佐藤研究員
・ラウンドアバウトにおける自動走行車の混在に関する実験:中村研究員
・冬期路面および堆雪状態の変化が車両走行速度および時間信頼性に及ぼす影響の
 評価:齊田研究員
<雪氷チーム>
・防雪柵開口部における風速や視程の変動状況と運転挙動への影響:金子主任研究員
・気象観測データを用いた多量降雪時の雪崩発生評価について:松下主任研究員
・AIを利用した車載カメラによる吹雪検知の可能性について:國分研究員
・道路防雪林の防風・防雪効果に関する計測:櫻井研究員

※06に他研究グループから関連記事を掲載しています。

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04:第98回TRB年次総会で発表しました(寒地道路研究グループ)
→ http://www.trb.org/AnnualMeeting/AnnualMeeting.aspx
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 平成31年1月13日~17日まで、米国ワシントンD.C.にて第98回TRB年次総会が開催
され、以下の研究発表を行いました。

・Experiments of Self-Driving Vehicles Running at a Roundabout, and Future
 Prospects:寒地交通チーム 宗広主任研究員
・How should the pattern of speed reduction markings vary according to curve
 radius? Evidence from field experiments in Japan
 :寒地交通チーム 四辻研究員
・The wind speed and mass flux of snow on both sides of a LSF to investigate
 the wind and blowing-snow mitigation effects of a LSF
 :雪氷チーム 櫻井研究員

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■研究紹介
 寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
 くわしくはこちら → http://thesis.ceri.go.jp/
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(今月号は該当記事がありません)

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■関連研究チームニュース
 寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観ユニット:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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05:土木学会デザインコンペで入選しました(地域景観ユニット)
→ http://jsce-22kunizukuri.net/compe.html
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 12月21日(金)、土木学会デザインコンペ「22世紀の国づくり-ありたい姿と未来
へのタスク-部門A 22世紀の国づくりのかたち」の公開審査が行われ、地域景観ユニ
ットの松田総括主任研究員と岩田研究員が提案に参加した応募作品「幸せの道 ル・
ピリカ」が入選しました。
 土木学会デザインコンペ部門Aは、現状および近未来の課題認識、これを踏まえた
22世紀の国づくりのコンセプト、その実現のための方策、それが具体の地域に展開さ
れた場合の姿(ケーススタディ)をトータルに描くことで、より幸せな社会像の提案を
示すというものです。

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06:第62回(平成30年度)北海道開発技術研究発表会に参加します(各チーム)
→ https://www.hkd.mlit.go.jp/ky/jg/gijyutu/splaat000001evcw.html
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 2月19日(火)~21日(木)に北海道開発局研修センターで開催される上記発表会
において,発表します。

<耐寒材料チーム>
・コンクリートの気泡分布に影響を及ぼす要因に関する一考察:嶋田主任研究員
・ひび割れ注入供試体の暴露5年間の耐凍害性に関する実験報告:内藤主任研究員
・種々の収縮低減剤を用いたコンクリートの乾燥収縮特性と耐凍害性
 :吉田主任研究員
・海岸沿いの道路橋主桁でのシラン系表面含浸材の施工方法に関する基礎的研究
 :遠藤主任研究員
・耐寒促進剤を用いたコンクリートの圧縮強度と凍結融解抵抗性:長谷川研究員

<寒地道路保全チーム>
・橋面舗装に設置する目地材の止水機能と性能評価に関する検討:池田主任研究員
・アスファルト再生骨材の凍上抑制層材料としての有効利用:金谷研究員
・乗用自動車の燃費に路面雪氷が及ぼす影響について:大浦研究員
・表面研削処理アスファルト舗装の性能に関する一検討:佐藤研究員
・融解期における舗装体内の状況把握手法に関する一検討:上野研究員
・北海道型SMAにおける凍結防止剤および防滑材による路面管理に関する研究
 :田中研究員

<地域景観ユニット>
・海外との比較からみた国内の無電柱化推進に向けた考察-アジア3ヶ国を対象とした
 現地調査から-:高橋主任研究員
・地域振興効果の発現からみた「道の駅」の運営に関する考察-「道の駅」全道調査の
 結果から-:緒方主任研究員
・公共事業の景観性を評価・判断する際に用いる評価手法の検討について-景観評価実
 験結果をふまえて-:田宮研究員
・欧米の沿道休憩施設からみた道の駅の計画・設計に関する課題:岩田研究員
・北海道における道路附属物等の色彩の課題と選定方法について-「北海道の色彩ポイ
 ントブック」における推奨色とその追跡調査から-:笠間研究員
・土木施設の色彩設計における留意すべき色の性質に関する既往研究の整理-北海道の
 環境に適合した色彩設計に向けて-:榎本研究員

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07:第34回北方圏国際シンポジウムに参加します(地域景観ユニット)
→ http://www.o-tower.co.jp/okhsympo/top-index.html
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 2月17日(日) ~20日(水)に、紋別市にて「第34回北方圏国際シンポジウム『オホ
ーツク海と流氷』: 34th International Symposium on the Okhotsk Sea & Polar
Oceans, 2019」が開催されます。地域景観ユニットからは以下の研究発表を行います。

・Technical issues on undergrounding of utility cables to improve the rural
 landscape in Hokkaido(北海道における田園景観向上のための無電柱化の技術的課題)
 :太田特別研究監

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08:キルギス・タジキスタン国別研修で講師を務めます(耐寒材料チーム)
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 2月13日(水)に寒地土木研究所で開催されるJICA主催のキルギス・タジキスタン
国別研修「橋梁総合コース」②(主催:JICA)において,講師を務めます。
 また,耐寒材料チームの実験施設見学も行います.

・橋梁の維持管理(4)「コンクリート凍害抑制対策」:遠藤主任研究員

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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 →  http://northern-road.jp/navi/

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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]

・第62回(平成30年度)北海道開発技術研究発表会
 期間:平成31年2月18日(月)~2月21日(木)
 場所:北海道開発局研修センター(札幌市東区北6条東12丁目)ほか
 https://www.hkd.mlit.go.jp/ky/jg/gijyutu/splaat000001evcw.html

・第34回 北方圏国際シンポジウム 「オホーツク海と流氷」 2019
 期間:2月17日(日)~22日(金)
 場所:紋別市民会館,紋別市文化会館,紋別市立博物館
 論文発表:〆切済み
 http://www.o-tower.co.jp/okhsympo/top-index.html

[国内]
・ゆきみらい2019in新庄
 期間:平成31年2月7日(木)?8日(金)
 場所:新庄市民文化会館(シンポジウム、研究発表会)
    ゆめりあ?花と緑の交流広場?(オープニングセレモニー、見本市)
    JR新庄駅東口駐車場 特設会場(除雪機械展示・実演会)
 http://www.thr.mlit.go.jp/yukimirai_shinjyou/index.html

・平成31年度土木学会全国大会(年次学術講演会)
 期間:平成31年9月3日(火)~5日(木)
 場所:香川大学幸町キャンパス
 http://committees.jsce.or.jp/zenkoku/

[海外]
・International Symposium on Mitigation Measures against Snow Avalanches
 and Other Rapid Gravity Mass Flows
 (雪崩その他急速重力流の緩和策に関する国際シンポジウム)
 期間:平成31年4月3日(水)~4月5日(金)
 場所:北アイスランド シグルフィヨルズル 
 http://snow2019.is/

・第15回世界交通会議(WCTR)
 期間:平成31年5月26日(日)~31日(金)
 場所:ムンバイ(インド)
 査読論文:〆切済み
 査読無し論文:〆切済み
 http://www.wctrs-conference.com/

・ISCORD 第12回寒地開発に関する国際シンポジウム
 期間:平成31年6月17日(月)~19日(水)
 場所:オウル(フィンランド)
 論文概要〆切:〆切済み
 http://www.ril.fi/en/events/iscord-2019.html

・第26回PIARC世界道路会議
 期間:平成31年10月6日(日)~10日(木)
 場所:アブダビ(アラブ首長国連邦)
 概要〆切:〆切済み
 http://www.road.or.jp/international/pdf/abudhabi_japanese.pdf
  
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■編集後記
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 新年早々、インフルエンザで寝込みました。ワクチンを接種していたので、あまり高
熱にはならなかったのが幸いでした。
 インフルエンザの感染経路は、接触感染と飛沫感染があり、このうち接触感染は、感
染した人がドアノブ等に触れることで、ウィルスが付着し、その後で別の人が触れ、さ
らにその手で鼻や口を触れることにより感染するそうです。私の感染経路はよく分かり
ませんが、新年早々、人混みに出かけたのが悪かったのかと思います。
 ちなみに、今年流行しているのは、2009年に出現したH1N1型の新型インフルエンザと
のこと。当時、新型インフルエンザが発生して大騒ぎになっていたのを思い出します。
インフルエンザは型が違うと何度も感染してしまうので、引き続き感染予防に気をつけ
たいと思います。
 皆様も気をつけてお過ごしください。

 寒地道路研究グループ長 松澤 勝

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