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【北の道リサーチニュース :第 159号 (2016年12月)】を発行しました

寒地道路研究グループ : 2016年12月28日

12月26日に【北の道リサーチニュース:第159号(2016年12月)】を発行しました。

このメールニュースは、寒地土木研究所 寒地道路研究グループが寒地道路技術の情報

発信基地を目指して、行政や民間企業、大学等の専門技術者等へ研究・調査成果等の

最新情報を提供するものです。

皆様の事業推進や技術向上にお役立ていただければ幸いです。 メールニュースについて、

お気づきの点がありましたら、下記までよろしくお願いします。

▼お問合せ  

【北の道リサーチニュース】に関するお問合せや配信の申込/変更は下記まで

編集チームのメールアドレス:mailadd.gif

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【北の道リサーチニュース:第159号(2016年12月)】
 "寒地道路のリサーチセンター"
 国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
 http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:第96回TRB年次総会で発表します(寒地道路研究グループ)
02:ふゆトピア研究発表会で発表します(寒地道路研究グループ、道北支所)
03:第27回雪崩対策の基礎技術研修会(主催:(公社)日本雪氷学会)で講師を務めま
 した(雪氷チーム)
04:北海道内の吹雪状況がわかる「吹雪の視界情報」を試験公開中(雪氷チーム)
■研究紹介
■関連研究チームニュース
05:浦臼町「道の駅セミナー」にて講師を務めました(地域景観ユニット)
06:「無電柱化セミナー」にて講演しました(地域景観ユニット)
07:「屋久島の無電柱化について考える勉強会」にて講演しました
 (地域景観ユニット)
08:土木学会第71回年次学術講演会の優秀講演者として表彰されました
 (地域景観ユニット)
09:第14回岩の力学シンポジウムで発表します(防災地質チーム)
10:第7回次世代地盤改良技術に関するワークショップを開催します
 (寒地地盤チーム)
11:「第21回土木学会舗装工学講演会」(主催:土木学会)で優秀論文賞を受賞しま
 した(寒地道路保全チーム)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:第96回TRB年次総会で発表します(寒地道路研究グループ)
→ http://www.trb.org/AnnualMeeting/AnnualMeeting.aspx
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 平成29年1月8日(日)から12日(木)まで、米国ワシントンD.C.にて第96回
TRB年次総会が開催されます。
 寒地道路研究グループから、以下の研究発表を行います。

寒地交通チーム
・プロピオン酸ナトリウム凍結防止剤の室内および野外試験:高橋総括主任研究員
・積雪寒冷地におけるラウンドアバウト計画と管理に関する課題:宗広主任研究員
・北海道の2+1道路のパフォーマンス評価:宗広主任研究員

雪氷チーム
・北海道北部における防雪林の枯れ上がりと間引きの影響に関する研究:櫻井研究員
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02:ふゆトピア研究発表会で発表します(寒地道路研究グループ、道北支所)
→ http://www.hkd.mlit.go.jp/kanribu/chosei/fuyutopia/top_hakodate.html
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 平成29年1月27日(金)に、函館市民会館(函館市湯川町1-32-1)にてふゆトピ
ア研究発表会が開催されます。寒地道路研究グループから、以下の研究発表を行い
ます。

寒地交通チーム
・凍結防止剤散布作業判断支援技術の構築に関する研究:徳永主任研究員
・近赤外線およびマイクロ波を用いた路面状態評価について:中島研究員
・新しい非塩化物系凍結防止剤の融氷特性と植物に対する害に関する研究
 :佐藤研究員

雪氷チーム
・XバンドMPレーダデータを用いた吹雪検知の可能性:大宮研究員
・防雪盛土の路側雪堤が吹きだまり形成に及ぼす影響:小中研究員
・吹雪視程予測情報による行動判断支援について:國分研究員

道北支所
・防雪柵前後の吹きだまりに関する現地観測:金子主任研究員
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03:第27回雪崩対策の基礎技術研修会(主催:(公社)日本雪氷学会)で講師を務めま
 した(雪氷チーム)
http://www.seppyo.org/articles/news2016/w7vz23
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 12月15日(木)~16日(金)に(株)ドーコン(札幌市)及び中山峠で標記研修
会が開催されました。
 本研修会は、雪崩対策の前線でご活躍の皆様方の要望にお応えして、雪崩のプロ
フェッショナルが雪崩の基礎から設計・計画・対策への応用・雪崩発生時の初動や
安全管理に至る最新の技術について、講義と実習を通し指導するものです。
 雪氷チームから原田研究員が積雪断面観測法(室内研修)と積雪観測実習(屋外
研修)に関する講師を務めました。
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04:北海道内の吹雪状況がわかる「吹雪の視界情報」を試験公開中(雪氷チーム)
http://www2.ceri.go.jp/news2/archives/000141.html
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 雪氷チームでは、北海道内の吹雪による視界状況が一目でわかる「吹雪の視界
情報」の試験公開を11月24日に開始しました。パソコンやスマートフォンだけでな
く、通常の携帯でもご利用いただけるので、移動途中の休憩時にも吹雪の状況が確
認できます。
 さらに、吹雪の視界不良をお知らせする注意喚起メールの自動配信サービスの実
験も開始しています。遠方に移動する際などには、是非ご利用下さい。
 最後に、「北の道サポーター」として冬期間の吹雪状況を報告(投稿)していた
だけるボランティアも、引き続き募集しています。投稿された情報は、吹雪情報
ページに掲載され、ユーザの皆様のお出かけの際などに活用されています。
 ご協力いただいた方の中から、投稿回数が上位の方を対象として、来年5月ごろ
までに抽選で粗品を進呈させて頂く予定です。
 詳しくは、標記の「北の道サポーター募集」のサイトをご覧ください。前年度ま
でに既に登録されている方も、前回と同じニックネームと投稿用アドレスを使用し
て投稿ができます。
 ご利用に際して、不明な点・ご意見等がありましたら、下記までお知らせ願い
ます。
 E-mail:snow@ceri.go.jp
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■研究紹介
 寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
 くわしくはこちら → http://thesis.ceri.go.jp/
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(2016年12月号には寒地道路研究グループからの掲載記事はありません)
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■関連研究チームニュース
 寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観ユニット:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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05:浦臼町「道の駅セミナー」にて講師を務めました(地域景観ユニット) 
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 12月2日(金)、浦臼町役場にて同町主催の標記セミナーがで開催され、松田総括
主任研究員が以下の基調講演と意見交換会の講師を務めました。

「地域振興につながる道の駅の魅力向上に向けて」:松田総括主任研究員

 セミナーには、斉藤純雄町長をはじめ役場職員や道の駅関係者の他、農業者や一般
町民など50名近くが参加し、意見交換会では予定時間を大幅に超えるほど熱心な意
見交換が行われました。
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06:「無電柱化セミナー」にて講演しました(地域景観ユニット)
 → http://nponpc.net/
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 12月2日(金)-3日(火)、NPO法人電線のない街づくり支援ネットワークが主催す
る標記セミナーが札幌市南区の芸森スタジオで開催され、地域景観ユニットと寒地
機械技術チームから以下の話題提供を行いました。

「電線電柱類の課題と無電柱化への期待と方策」:地域景観U 岩田研究員
「電線類埋設用トレンチャーについて」:寒地機械技術T 小林研究員

 本勉強会には、同NPO北海道支部メンバーや自治体関係者など25名が参加し、特
別講師としてお招きした土木景観の我が国の第一人者である篠原修東京大学名誉教授
も交えて、2日間にわたり熱心な意見交換を行いました。
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07:「屋久島の無電柱化について考える勉強会」にて講演しました
 (地域景観ユニット)
 → http://nponpc.net/
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 12月13日(火)、NPO法人電線のない街づくり支援ネットワークが主催する標記勉
強会が屋久島環境文化センターにて開催され、岩田研究員が以下の講演を行いま
した。

 「自然豊かな地域の景観向上と無電柱化について」:岩田研究員

 本勉強会には無電柱化の推進やまちづくりに取り組む鹿児島県議会議員、屋久島町
議会議員をはじめ、屋久島の観光ガイドや建設業の関係者など約20名が参加し、地
域づくりを見据えた無電柱化や必要な技術開発について熱心に議論を交わしました。
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08:土木学会第71回年次学術講演会の優秀講演者として表彰されました
(地域景観ユニット)→ http://committees.jsce.or.jp/zenkoku/node/116
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 2016年9月7日(水)-9日(金)に開催された標記学術講演会にて、岩田研究員が優
秀講演者として表彰されました。講演内容は以下の通りです。

「電線電柱類の景観対策手法と景観向上効果について-農村自然域を対象として-」
 :岩田研究員(論文共著者:小栗 ひとみ/松田 泰明)

 発表内容の概要版は当所HPからもご覧いただけますので、ご活用下さい。
 → http://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/60625/
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09:第14回岩の力学シンポジウムで発表します(防災地質チーム)
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 1月10日(火)~11日(水)の2日間,神戸国際会議場(神戸市)にて標記シン
ポジウムが開催されます.防災地質チーム(寒地基礎技術研究グループ)からは,
以下の研究発表を行います.

・熱水変質を受けた火山岩のボーリングコアの亀裂発生数によるトンネル地山の
 評価: 岡崎主任研究員
・塑性ひずみ量に留意した岩盤斜面安定解析手法の検討: 日外主任研究員
・融雪期の差分干渉SAR解析による斜面移動量分析: 角田研究員
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10:第7回次世代地盤改良技術に関するワークショップを開催します
 (寒地地盤チーム)
→ http://jiban.ceri.go.jp/news/news161206_01.html
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 「第7回次世代地盤改良技術に関するワークショップ」を下記の通り開催します。
多くの皆様のご参加をお待ちしています。

・日時:平成29年1月19日(木)13:00~17:30
・場所:寒地土木研究所(札幌市豊平区平岸1条3丁目)
・内容:基調講演2件(北海道大学 川崎了教授、富山県立大学 畠俊郎准教授)
 のほか一般発表も予定
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11:「第21回土木学会舗装工学講演会」(主催:土木学会)で優秀論文賞を受賞しま
 した(寒地道路保全チーム)
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 12月8日~9日に土木学会(東京都新宿区)にて開催された標記講演会にて,寒地道
路保全チームから発表した以下の論文が優秀論文賞を受賞しました.査読を通った
舗装工学分野26編の論文の中から,1編が選ばれたものです.

優秀論文賞
 「積雪寒冷地におけるコンクリート舗装の設計法に関する一検討」
  (著者:上野研究員,安倍主任研究員,木村上席研究員)
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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 →  http://northern-road.jp/navi/
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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]
・ふゆトピア研究発表会
 期間:平成29年1月27日(金)
 場所:函館市民会館
 論文申込書〆切済み
 概要論文・本論文〆切済み
 http://www.hkd.mlit.go.jp/kanribu/chosei/fuyutopia/2017-04.html

・地盤工学会北海道支部技術報告会
 期間:平成29年2月3日(金)~2月4日(土)
 場所:北見工業大学
 論文発表申込〆切:平成28年11月11日(金)
 原稿募集〆切:平成29年1月11日(水)
 http://jgs-hokkaido.org/pastweb/hokkaido.html

・土木学会北海道支部
 期間:平成29年2月4日(土)~2月5日(日)
 場所:北見工業大学
 論文発表申込・原稿募集は〆切済み

・第60回(平成28年度)北海道開発技術研究発表会
 期間:平成29年2月13日(月)~16日(木)
 場所:北海道開発局研修センター(札幌市東区北6条東12丁目)
 http://www.hkd.mlit.go.jp/topics/gijyutu/giken/H28gikengaiyo.html

・北方圏国際シンポジウム
 期間:平成29年2月19日(日)~2月22日(水)
 場所:紋別市
 申込〆切:平成28年12月2日(金)、要旨〆切:平成29年1月13日(金)

[国内]


[海外]
・第96回TRB年次総会
 期間:平成28年1月8日(日)~12日(木)
 場所:ワシントンD.C.(アメリカ合衆国)
 論文投稿〆切済み
 http://www.trb.org/AnnualMeeting/AnnualMeeting.aspx

・PIARC第15回国際冬期道路会議
 期間:平成30年2月20日~23日
 場所:グダンスク(ポーランド)
 論文概要〆切:平成29年1月31日
 本論文〆切:平成29年7月31日
 http://www.road.or.jp/international/index.html
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■編集後記
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 旭川の根雪初日が10月29日となり観測記録を更新したほか、札幌圏での12月10日
の大雪など、今年の冬は、豪雪を予感させます。防雪対策の研究をしているので、
雪が全く無いと研究になりませんが、生活者として雪が多いのは困りものです。
これから冬本番ですが、雪による災害が無いことをお祈りします。
 それでは、皆様よい新年をお迎えください。


                  雪氷チーム上席研究員 松澤 勝 
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