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【北の道リサーチニュース :第 149号 (2016年2月)】を発行しました

寒地道路研究グループ : 2016年2月26日

2月26日に【北の道リサーチニュース:第149号(2016年2月)】を発行しました。

このメールニュースは、寒地土木研究所 寒地道路研究グループが寒地道路技術の情報

発信基地を目指して、行政や民間企業、大学等の専門技術者等へ研究・調査成果等の

最新情報を提供するものです。

皆様の事業推進や技術向上にお役立ていただければ幸いです。 メールニュースについて、

お気づきの点がありましたら、下記までよろしくお願いします。

▼お問合せ  

【北の道リサーチニュース】に関するお問合せや配信の申込/変更は下記まで

編集チームのメールアドレス:mailadd.gif

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【北の道リサーチニュース:第149号(2016年2月)】
 "寒地道路のリサーチセンター"
 国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
 http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:第31回北方圏国際シンポジウム市民公開講座「オホーツク地域の暴風雪を考える」
の講師を務めました(雪氷チーム)
■研究紹介
02:(報文)舗装種別および通過車両を考慮した凍結防止剤事後散布後の路面すべり
推定手法の構築と検証(寒地交通チーム)
03:(技術資料)道路の吹雪視程障害発生に沿道環境が及ぼす影響-風向の異なる
吹雪時における移動気象観測事例より-(雪氷チーム)
04:(技術資料)新しい非塩化物系凍結防止剤の環境性能と路面すべり抵抗改善効果
について(寒地交通チーム)
■関連研究チームニュース
05:北海道の土木技術向上のための講習会~土木技術の最近の動向~の講師を務め
ます(耐寒材料チーム)
06:第7回日本複合材料会議(JCCM-7)に参加します(耐寒材料チーム)
07:「浜頓別町「道の駅」に関する勉強会」で講師を務めました(地域景観ユニット)
08:「室蘭開建「道の駅」連絡推進会議」の講師を務めました(地域景観ユニット)
09:「土木分野における木材利用に関するアンケート」(地域景観ユニット)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:第31回北方圏国際シンポジウム市民公開講座「オホーツク地域の暴風雪を考える」
の講師を務めました(雪氷チーム)
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 2月23日、網走地方道路防災連絡協議会主催の標記市民公開講座(道民カレッジ連携
講座)が紋別市文化会館で開催されました。NPO法人雪氷ネットワークの須田氏に
よる講演に引き続き、雪氷チームから以下の講演を行いました。

講演:北海道における近年の大雪・暴風雪と国道通行止めの関係(大宮研究員)

また、講演後には北海道看護大学の根本教授がファシリテーターとなり総合討論が行
われ、会場からも活発な質疑がありました。
市民公開講座には、紋別市民、国際シンポジウムの参加者、建設業関係者など180名が
参加されました。
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■研究紹介
 寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
 くわしくはこちら → http://thesis.ceri.go.jp/
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02:(報文)舗装種別および通過車両を考慮した凍結防止剤事後散布後の路面すべり
推定手法の構築と検証(寒地交通チーム)
http://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/60316/
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 冬期道路管理における凍結防止剤散布の効果的・効率的な運用を目的に、舗装の種
類と通過車両による凍結防止剤の飛散を考慮した凍結防止剤事後散布後の路面すべり
摩擦係数の推定手法を構築した。
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03:(技術資料)道路の吹雪視程障害発生に沿道環境が及ぼす影響-風向の異なる
吹雪時における移動気象観測事例より-(雪氷チーム)
http://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/60320/
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 冬期道路の吹雪危険度評価では、吹雪視程障害への沿道環境の影響を定量的に解明
することが重要となる。本報では、吹雪時の移動気象観測結果を基に視程と沿道環境
との関係について分析したので、その結果を報告する。
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04:(技術資料)新しい非塩化物系凍結防止剤の環境性能と路面すべり抵抗改善効果
について(寒地交通チーム)
http://thesis.ceri.go.jp/db/documents/public_detail/60319/
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 新しい非塩化物系凍結防止剤の有害物質有無、金属腐食性および路面すべり抵抗改
善効果を把握するため、室内試験および苫小牧寒地試験道路で散布試験を実施したの
で、その結果を報告する。
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■関連研究チームニュース
 寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです。
・地域景観ユニット:社会資本空間の景観向上や観光利活用などに関する研究
・寒地構造チーム:地震、落石、厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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05:北海道の土木技術向上のための講習会~土木技術の最近の動向~の講師を務めます
(耐寒材料チーム)
http://www.doukenkyo.jp/publics/index/1/detail=1/c_id=25/page25=1/type
014_25_limit=5/#page1_25_83
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 3月16日(水)に札幌ガーデンパレスで開催される上記講習会(主催:一般社団法人
北海道建設業協会)において,耐寒材料チームの吉田主任研究員が講師を務めます.

 「各種混和材を用いたコンクリートの長寿命化について」(吉田主任研究員)
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06:第7回日本複合材料会議(JCCM-7)に参加します(耐寒材料チーム)
http://compo.jsms.jp/conference/jccm7/
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 3月16日(水)~18日(金)に京都市の京都府民総合交流プラザ 京都テルサで開催
される上記シンポジウム(主催:日本材料学会,日本複合材料学会)において,耐寒
材料チームから水田研究員が論文を発表します.

 「凍結融解作用によるひずみ履歴がコンクリートの力学特性に及ぼす影響」(水田研究員)
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07:「浜頓別町「道の駅」に関する勉強会」で講師を務めました(地域景観ユニット)
http://scenic.ceri.go.jp/index.htm
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 2月1日、浜頓別町の依頼を受けた稚内開発建設部浜頓別事務所が主催した標記勉強
会が同町保健福祉総合センター多目的ホールにて開催され、松田総括主任研究員が以下の
基調講演とテクニカルディスカッション(TD)の講師を務めました。

基調講演:「地域と訪れる人が幸せになる道の駅づくりとそのポイント」
TD:「道の駅整備にあたっての具体的な検討内容に関する質疑と解説」

 本研修会では、現在構想中の町民交流館に道の駅機能を持たせることにより、いか
に地域振興効果を高めるかについて、一般町民も交えて議論しました。
 本研修会には、役場職員や観光協会、商工会、町民の皆さん、開発建設部の関係職
員や近隣自治体の職員も参加し、活発な意見交換を行いました。
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08:「室蘭開建「道の駅」連絡推進会議」の講師を務めました(地域景観ユニット)
http://scenic.ceri.go.jp/index.htm
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 2月10日、室蘭開発建設部主催の標記推進会議が鵡川町の「道の駅むかわ四季の館」
で開催されました。地域景観ユニットでは、一昨年、昨年に引き続き講師を務め、
以下の講演等を行いました。

話題提供:「道の駅」施設の課題に関するアンケート結果報告(吉田研究員)
基調講演:「道の駅の品質と機能向上を通じた地域振興」(松田総括主任研究員)

 また、話題提供に先だっては、「道の駅むかわ四季の館」での現地での技術解説を
行い、講演後には、参加者の方々とテクニカルディスカッションを行いました。
 勉強会には、鵡川町担当者及び胆振・日高管内の自治体や「道の駅」関係者のほか、
室蘭開発建設部や日高振興局の方々が参加されました。
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09:「土木分野における木材利用に関するアンケート」(地域景観ユニット)
http://scenic.ceri.go.jp/news/archives/000251.html
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 地域景観ユニットでは、2月より、土木分野における木材利用に関するアンケート調
査を実施しています。
 本リサーチニュースをご覧の皆さまにおかれましても、お時間がございましたら、
是非回答にご協力をいただければと存じます。
 よろしくお願いいたします。
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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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 北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
北の道ナビ新着情報 →  http://northern-road.jp/navi/
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■道内・国内・海外ニュース
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[道内]


[国内]
・日本気象学会 2016年度春季大会
 期間:平成28年5月18日(水)~21日(金)
 場所:国立オリンピック記念青少年総合センター
 講演申込は終了
 http://msj.visitors.jp/

・日本地球惑星科学連合大会
期間:平成28年5月22日(日)~5月26日(木)
 場所:幕張メッセ 国際会議場,国際展示場(千葉県)
 講演申込 〆切済み
http://www.jpgu.org/meeting_2016/index.htm

・第53回土木計画学研究発表会(春大会)
 期間:平成28年5月28日(土)~29日(日)
 場所:北海道大学
論文概要申込は終了
 本論文締切:平成28年4月22日(金)
 http://www.jsce.or.jp/committee/ip/conference/ip53/index.shtm

・土木学会全国大会(年次学術講演会)
 期間:平成28年9月7日(水)~9日(金)
 場所:東北大学川内北キャンパス(宮城県仙台市)
 講演申込〆切 4/4(月)
 http://committees.jsce.or.jp/zenkoku/gaiyo/h28

・雪氷研究大会(2016・名古屋)
 期間:平成28年9月28日(水)~10月2日(日)
 場所:名古屋大学(主会場・名古屋市千種区不老町)
https://sites.google.com/site/2016jcsir/

・日本気象学会 2016年度秋季大会
 期間:平成28年10月26日(水)~28日(金)
 場所:名古屋大学
 http://www.metsoc.jp/

[海外]
・2016年冬期道路管理と陸上交通気象に関する国際会議
 期間:平成28年4月25日(月)~27日(水)
 場所:コロラド州(アメリカ合衆国)
 アブストラクト提出は終了
 http://www.trb.org/main/blurbs/172006.aspx

・第18回SIRWEC国際道路気象会議
 期間:平成28年4月27日(水)~29日(金)
 場所:コロラド州(アメリカ合衆国)
 概要締切:平成28年3月1日(火)
 http://www.sirwec.org/

・ISCORD
 期間:平成28年5月18日(水)~20日(金)
 場所:仁川(韓国)
 論文概要申込は終了
 http://iscord2016.com/

・SnowEngineering
 期間:平成28年6月14日(火)~17日(金)
 場所:ナント(フランス)
 概要締切:平成27年10月31日(土)
 本論文締切:平成28年2月29日(月)
 http://www.snoweng2016.org/

・International Snow Science Workshop 2016
 期間:平成28年10月3日(月)~7日(金)
 場所:コロラド州(米国)
 概要締切:平成28年4月25日(月)
 本論文締切:平成28年8月23日(火)
 http://www.issw.net/

・第23回ITS世界会議
 期間:平成28年10月10日(月)~14日(金)
 場所:メルボルン(オーストラリア)
 論文概要申込は終了
 http://www.itsworldcongress2016.com/
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■編集後記
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今年は春節の連休が雪祭りに重なったため札幌はものすごい数の旅行者だったようです.
私も久しぶりに雪祭りを見物しに行きましたが,半分くらいはインバウンドさんでは
ないかとの印象を受けました.
経済的に随分貢献しているようですが,これがいつまで続くのかと不安にもなりました.

                 寒地交通チーム上席研究員 石田樹
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