寒地土木研究所
【北の道リサーチニュース:第105号(2012年6月)】を発行しました


 6月29日に【北の道リサーチニュース:第105号(2012年6月)】を発行しました。
 このメールニュースは、寒地土木研究所 寒地道路研究グループが寒地道路技術の情報発信基地を目指して、行政や民間企業、大学等の専門技術者等へ研究・調査成果等の最新情報を提供するものです。

 皆様の事業推進や技術向上にお役立ていただければ幸いです。

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  → http://www2.ceri.go.jp/jpn/mailnews.htm


北の道リサーチニュース:第105号

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【北の道リサーチニュース:第105号(2012年6月)】
 "寒地道路のリサーチセンター"
 独立行政法人土木研究所 寒地土木研究所寒地道路研究グループ発行
 http://www2.ceri.go.jp/jpn/
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■寒地道路研究グループニュース
01:平成24年度寒地土木研究所一般公開のお知らせ
02:日本建築学会第85回北海道支部研究発表会で発表します(雪氷チーム)
■研究紹介
03:(報文)積雪寒冷地における地方部の「2+1」車線道路の性能評価
 (寒地交通チーム)
04:(技術資料)吹雪観測システムネットワークの構築(雪氷チーム)
05:(Q&A)積雪寒冷地における降積雪の変化傾向について(雪氷チーム・
防災気象ユニット)
■関連研究チームニュース
06:「コンクリート工学年次大会2012」(主催:日本コンクリート工学会)で
 論文発表します(寒地構造チーム・耐寒材料チーム)
07:「持続可能なジオシンセティックスと気候変動のための環境技術に関する国際シ
 ンポジウム」(主催:東南アジア地盤工学会ほか)で発表しました(寒地地盤チーム)
08:「第47回地盤工学研究発表会」(主催:地盤工学会)で論文発表します
 (寒地地盤チーム・防災地質チーム)
09:JICA-JST地球環境規模課題対応国際科学技術協力事業
 「インドネシアの泥炭・森林における火災と炭素管理」の現地調査に参加します
 (寒地地盤チーム)
■北の道ナビニュース
■道内・国内・海外ニュース
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■寒地道路研究グループニュース
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01:平成24年度寒地土木研究所一般公開のお知らせ
→ http://www.ceri.go.jp/contents/ippannkoukai/2012koukai.html
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 寒地土木研究所では、7月20日(金)~21日(土)に一般公開を開催します。時間は
午前9時~午後4時まで(受付時間は午後3時半まで)です。
今年も各研究チームや研究ユニットで工夫を凝らし、参加・体験型のイベントや
パネル展示、土木技術に関する技術相談を行うほか、今年は研究所の創立75周年を
迎えることから、講堂において、北海道の開発と共に歩んできた寒冷地土木技術の
75年間の試験研究をパネルにして紹介する予定です。
 道路関係の各研究チーム・ユニットの公開テーマは以下の通りです。今年も皆様の
お越しを職員一同お待ちしております。

・寒地交通チーム:安全・快適 北の道~すべラン、事故ラン、セーフティー・ラン~
・雪氷チーム  :安全・快適 北の道~雪・氷の博士になろう~
・寒地構造チーム:安全・安心な構造物を未来へ
・寒地地盤チーム:地盤のプロだぜぇ~ ワイルドだろぉ~
・防災地質チーム:見て知る地質@防災
・耐寒材料チーム:探してみよう!コンクリートはいろんなところに使われているよ
・寒地道路保全チーム:人と環境に配慮した道づくりを目指して
・地域景観ユニット:風景をみてみよう

お問い合わせ先:寒地技術推進室
  TEL : 011-590-4046
  FAX : 011-590-4048
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02:日本建築学会第85回北海道支部研究発表会で発表します(雪氷チーム)
→ http://news-sv.aij.or.jp/hokkaido/INFO/sibuken/85/85announce.html
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 6月30日(土)~7月1日(日)に、北方建築総合研究所(旭川市)で標記の研究発表会が
開催されます。雪氷チームの松下研究員が「平成23年度冬期の岩見沢と新篠津におけ
る積雪深と積雪重量の特徴」と題して研究発表を行います。
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■研究紹介
 寒地土木研究所月報に最近掲載した研究事例を紹介します
 くわしくはこちら → http://thesis.ceri.go.jp/
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03:(報文)積雪寒冷地における地方部の「2+1」車線道路の性能評価
 (寒地交通チーム)
→ http://thesis.ceri.go.jp/center/info/geppou/koutsu/0016081020.html 
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 積雪寒冷地における地方部の「2+1」車線道路を対象とし、交通流ミクロ
シミュレーションプログラム「SIM-R」を活用し、設置効果を分析評価した。
評価指標としては、平均旅行速度、追従車率、追従車密度を用いた。
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04:(技術資料)吹雪観測システムネットワークの構築(雪氷チーム)
→ http://thesis.ceri.go.jp/center/info/geppou/setuhyo/0016081060.html
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 気象観測データ収録収集システムの更新に当たり、汎用品のみの構成でシステム構
築を検討したところ、既設の4分の1の費用で従来と同等な機能を有したシステムを
構築することが出来たので紹介する。
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05:(Q&A)積雪寒冷地における降積雪の変化傾向について(雪氷チーム・
防災気象ユニット)
→ http://thesis.ceri.go.jp/center/info/geppou/setuhyo/0016081090.html
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 近年、我が国の積雪寒冷地では、暖冬による少雪傾向、降雪の少ない地域での大雪
や局地的な豪雪など、これまでとは異なった事象が散見される。本稿では、新潟県以
北における降積雪の変化傾向について説明する。
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■関連研究チームニュース
 寒地道路研究グループの研究チーム以外で道路事業関連の研究を実施している研究
チームからのニュースをお伝えするコーナーです.
・地域景観ユニット:美しく快適な沿道環境の創出などに関する研究
・寒地構造チーム:地震,落石,厳しい寒さなどから橋や道路を守る技術
・寒地地盤チーム:北海道に広く分布する泥炭地盤特有の問題や凍上被害対策
・防災地質チーム:崖崩れなどの監視システムや予測技術
・耐寒材料チーム:厳しい自然環境に適応したコンクリート構造物技術
・寒地道路保全チーム:寒冷地における舗装技術や道路保全技術に関する研究
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06:「コンクリート工学年次大会2012」(主催:日本コンクリート工学会)で
 論文発表します(寒地構造チーム・耐寒材料チーム)
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 7月4日~6日に広島国際会議場(広島市)で開催される標記発表会において、
以下の発表を行います。
(寒地構造チーム)
・載荷位置を変化させた1/2縮尺RC製ロックシェッド模型の耐衝撃挙動に関する
 数値解析的検討  今野 久志
・ソイルセメントに関する重錘落下衝撃実験  山口 悟
・連続繊維シートとアンカー筋を用いた既設RC橋脚の曲げ補強に関する正負交番
 載荷試験  澤松 俊寿
(耐寒材料チーム)
・凍害劣化域の大きさと位置に着目したRCはり部材の破壊性状  林田 宏
・差分法を用いた塩化物イオン浸透性に及ぼす凍結融解の影響の評価  遠藤 裕丈
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07:「持続可能なジオシンセティックスと気候変動のための環境技術に関する国際シ
 ンポジウム」(主催:東南アジア地盤工学会ほか)で発表しました(寒地地盤チーム)
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 6月20~21日にタイ王国のバンコク市で開催された標記国際シンポジウムにおいて、
林主任研究員が、「真空圧密を用いた泥炭地盤の長期圧密の緩和」について発表しま
した。
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08:「第47回地盤工学研究発表会」(主催:地盤工学会)で論文発表します
 (寒地地盤チーム・防災地質チーム)
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 7月14日~16日に八戸工業大学(八戸市)で開催される標記発表会において、以下の
発表を行います。
(寒地地盤チーム)
 ・原位置試験による地盤反力係数推定法に関する考察 福島主任研究員
 ・泥炭地盤における斜杭基礎の曲げ応力設計法に関する実験的検討
  (その2:杭中心間隔・斜角) 冨澤主任研究員
 ・堆肥による地盤凍結深さの低減効果 佐藤主任研究員
 ・積雪寒冷地で施工された補強土壁に関する実態調査 橋本研究員
 ・不均一な凍上力が小段排水溝に与える影響と対策 安達研究員
 ・火山灰質地盤における杭基礎の地震時挙動に関する遠心力模型実験 江川研究員
 ・盛土材料に適した転圧機械の選定方法の検討 山田研究員
 ・地震波の継続時間および周波数の違いが泥炭地盤上の盛土に及ぼす影響
  梶取研究員
(防災地質チーム)
 ・一軸圧縮強度と吸水率分布に基づく北海道各地の岩石の劣化過程に関する研究
  伊東上席研究員
 ・岩石の凍結融解による強度劣化の室内試験と現地観測結果の比較
  日下部主任研究員
 ・自然由来ヒ素に対する火山灰等の吸着性能に関する評価 田本研究員
 ・立面オルソ画像による斜面変状抽出の試み 宍戸研究員
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09:JICA-JST地球環境規模課題対応国際科学技術協力事業
 「インドネシアの泥炭・森林における火災と炭素管理」の現地調査に参加します
 (寒地地盤チーム)
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 7月17日~21日にインドネシア共和国のパランカラヤ市で行われる標記調査に林主任
研究員が参加し、泥炭地の調査を行います。
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■北の道ナビニュースhttp://northern-road.jp/navi/(携帯版:http://n-rd.jp/)
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 北の道ナビ新着情報には、道路の開通や割引キャンペーンなど、知って得する北海
道の道路関連ニュースが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。

北の道ナビ新着情報 →  http://northern-road.jp/navi/
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■道内・国内・海外ニュース
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[国内]
・平成24年度土木学会全国大会 第67回年次学術講演会
 期間:平成24年9月5日(水)~7日(金)
 場所:名古屋大学東山キャンパス
 ※発表申込は4月6日(金)17時まで 
 http://committees.jsce.or.jp/zenkoku/

・第32回交通工学研究発表会
 期間:平成24年9月18日(火)~19日(水)
 場所・東京都区内(予定)
 発表申込:平成24年5月14日(月)
 研究発表登録:7月2日正午~7月17日正午
 http://www.jste.or.jp/Event/happyo32.pdf

・雪氷研究大会(2012・福山)
 期間:平成24年9月23日(日)~9月27日(木)
 会場:福山市立大学(広島県福山市港町二丁目19-1)
 http://polaris.nipr.ac.jp/~jcsir2012/NC/htdocs/

・第28回寒地技術シンポジウム
 期間:平成24年10月30日(火)~11月1日(木)
 会場:弘前文化センター(青森県弘前市下白銀町19-4)
 論文募集:査読論文は7月2日まで概要提出
      報告論文は8月10日までに申し込み 
 http://www.decnet.or.jp/project/ctc/index.html

・第17回 舗装工学講演会
 期間:平成24年12月13日(木)~14日(金)
 場所:東京都千代田区四谷 土木学会土木会館2F
 論文提出期限:6月25日(月)
 http://www.jsce.or.jp/committee/pavement/kouenkai/

[海外]
・International Snow Science Workshop(ISSW)
 期間:平成24年9月17日(月)~21日(金)
 場所:米国アンカレッジ
 ※要旨提出は終了
 http://www.issw2012.com/

・第19回ITS世界会議
 期間:平成24年10月22日(月)~26日(金)
 場所:オーストリア共和国ウイーン市
 ※論文申し込みは終了
 http://2012.itsworldcongress.com/content

・第10回寒地開発に関する国際シンポジウム(ISCORD)
 期間:平成25年6月2(日)~5日(水)
 場所:米国アンカレッジ
 ※要旨提出は6月20日(水)まで
 http://content.asce.org/conferences/coldregions2013/index.html

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■編集後記
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 温暖化が言われ久しいですが、ここ2年ほど寒冬が続いています。平成22年度は131
名、平成23年度は130名の方が雪害によって犠牲になりました。特に平成23年度は北
海道で、平成18年豪雪を上回る31名の方が亡くなっています。多くは、雪下ろしなど
の作業中の事故で65歳以上の高齢者が3分の2を占めています。また、空き家の倒壊
も大きな問題となりました。過疎化による空き家の増加や、少子化による学校の閉校
が背景にあると思います。平年並みの積雪だった旭川でも閉校した学校の体育館が倒
壊しました。私事ですが、子供たちの通っていた築50年の小学校も、少子化の影響を
受けて今年の4月に統廃合され空き校舎となっているので危惧しています。雪の研究
者の中には、雪害を無くすために様々な社会貢献活動を行っている方がいらっしゃい
ます。もちろん、私たちの研究も社会貢献につながるものなので、パソコンのモニタ
ーとにらめっこして限られた狭い分野に集中するだけではなく、周辺分野に対しても
意識を広げる必要があると思います。


                     雪氷チーム 上席研究員 松澤 勝
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