平成18年豪雪では記録的な豪雪に見舞われ、集落、旅館及びスキー場や道路を襲う雪崩災害が頻発したほか、長期にわたる住民避難及びアクセス道路寸断による集落の孤立化が全国的に多発し、社会的に大きな問題となりました。また、集落を襲った雪崩災害により20年ぶりに尊い人命が失われ、あらためて雪崩対策の重要性が認識されています。しかし、近年、既存工法で対応できない現象も発生しており、またハード対策を補うソフト対策の充実も求められています。20年近く少雪化傾向が続きましたが、広域に豪雪が発生した場合に適切な対応が迅速にとれるようあらかじめ備えておく必要があります。
こうした状況を踏まえ、最近の雪崩災害の特徴と対策、最新の研究成果等について理解を深めることを目的として本セミナーを開催します。
日時: 平成20年11月25日(火) 13:15~15:50
場所: 青森市文化会館 4F 中会議室 (青森市堤町1丁目4番1号 Tel: 017-773-7300)
開催機関: 主催~独立行政法人土木研究所
共催~青森県、後援~国土交通省東北地方整備局青森河川国道事務所
参加費: 無料
申し込み方法: 参加申し込み用紙に必要事項をご記入の上、平成20年11月14日(金)までに
下記宛てFAXにてお申し込み下さい。
申し込み先
【青森県内の方】
青森県県土整備部 河川砂防課 後藤まで Fax: 017-734-8191
参加申し込み用紙(PDF)ダウンロード → http://www2.ceri.go.jp/news/archives/moushikomi_1.pdf
【青森県以外の方】
(独)土木研究所寒地土木研究所 雪氷チーム 伊東・松下まで Fax: 011-841-9747
参加申し込み用紙(PDF)ダウンロード → http://www2.ceri.go.jp/news/archives/moushikomi_2.pdf
プログラム:
13:15~13:25 開会挨拶
13:25~14:15 【基調講演】
「最近の雪崩及び土砂災害から学ぶこと」 岩手大学 准教授 井良沢 道也
14:15~14:25 休憩
14:25~15:45 【話題提供】
「雪崩災害の実態と雪崩の基礎知識」
(独)土木研究所 雪崩・地すべり研究センター 所長 石井 靖雄
(独)土木研究所 寒地土木研究所 雪氷チーム 上席研究員 松澤 勝
「豪雪時における雪崩災害防止のための方策と最近の研究成果」
(独)土木研究所 雪崩・地すべり研究センター 研究員 伊藤 陽一
「道路雪崩対策と最近の研究成果」
(独)土木研究所 寒地土木研究所 雪氷チーム 研究員 松下 拓樹
15:45~15:50 閉会挨拶
問い合わせ先: (独)土木研究所寒地土木研究所 雪氷チーム 伊東・松下
電話: 011-841-1746, Fax: 011-841-9747, E-mail: snow@ceri.go.jp
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