当所が運営している北海道の道路情報総合案内サイト「北の道ナビ( http://northern-road.jp/navi/ )」が、2005年(平成17年)9月7日に累計アクセス300万件を達成しました。
■開設の経緯とアクセス数の推移
「北の道ナビ」は、北海道内の主要な道路管理者である北海道開発局、北海道、札幌市、日本道路公団北海道支社などの監修のもと、当所が運営を行っているホームページです。インターネット上に分散する北海道内の道路関連情報を総合案内する目的で、1999年(平成11年)7月に開設しました。
各道路管理者が提供する道路情報へのリンクはもとより、道路地図や峠情報、距離と時間検索、カントリーサインなどの情報提供を行い、幅広く利用されています。また道の駅や気象情報等、様々なドライブ便利情報をカバーし、車で道内を移動する際に参考になる情報をシームレスに利用できるようサイト構成を配慮しています。
以下に示すように、開設以来年々アクセス数が増加し、最近(2005年(平成17年)4月1日~9月5日現在)では、1日の平均アクセス件数が3,835件、距離と時間検索の利用回数は1日平均7,851回となり、冬期や災害時における道路利用の安全性・安心感向上や北海道におけるドライブ観光の振興に寄与しています。特に、今回の台風14号通過時には9月7日に8,478件、8日に8,070件のアクセスがあり、道路規制情報や台風情報等を求める多くの方々にご利用いただきました。
▲「北の道ナビ」開設当初からの週間アクセス数の推移(クリックすると図が大きくなります)
■北の道ナビ・コンテンツ改善の取り組み
「北の道ナビ」では、開設以来アクセスログや利用者意見をふまえて改善に取り組むとともに、ユーザーアンケートを継続的に行い、ユーザーニーズの把握とコンテンツへの的確な反映を行ってきました。以下の表は、コンテンツの改善の経緯についてとりまとめたものです。
▲北の道ナビ開設当初から現在までの改善の取り組み(クリックすると図が大きくなります)
(主な取り組み)
・ユーザーアンケートの継続的な実施
・峠情報提供(道路画像含む)の充実
・距離と時間検索機能の導入
・パートナーシップ・プログラムの導入
・ユーザー視点に立った安全情報提供
ご意見・ご感想の入力フォーム
・使いやすいユーザーインターフェース~FlashPaper版MAP新登場!
・外国人観光客(国際化)への対応~英語・韓国語・中国語(簡体字・繁体字)対応
■利用者からの声
2004年(平成16年)4月に、ご意見・ご感想の入力フォームを開設して以来、2005年(平成17年)9月までに利用者の皆様から192件のご意見・ご感想をいただいております。内容は、距離と時間検索の感想やサイトの改善要望、道路に関する問い合わせ等が多く寄せられています。
(利用者の声)
北海道の男性から
いままでは、主要都市間しかなかったですが、全道をカバーできているナビは非常に助かります。また、非常に使用しやすいです。感謝・感謝
大阪府の女性から
このページを見つけたとき、目が点になるほど感動しました。来年になるとおもいますが、これを参考に北海道旅行いきます。オオー!
千葉県の男性から
9月に北海道旅行を計画中にこのサイトを見つけ大変役立ちました。今フル活用でルート設定や見学地、宿泊に大いに役立っております。
■北の道ナビ・アクセス数向上の取り組み
また「北の道ナビ」では、季節に応じた新着情報の提供を心がけるとともに、災害時には迅速・的確な情報提供により信頼感の醸成に務めてきました。また、検索エンジン対策や広報・PR活動を積極的に行い、多くのドライブガイド誌や雑誌等に取り上げられてきました。また、メールニュースの配信等により、利用者とのコミュニケーションの幅を広げてきました。
(主な取り組み)
・アクセス数の推移&災害時の迅速・的確な情報提供
・外部からリンクしやすい環境づくり
・広報・PR活動(パンフレット・メディア等)
・メールニュースの配信
■過去の表彰やメディアでの取り上げ等の実績
このような取り組みが評価され、以下のような実績を残しています。
(主な実績)
・【All About Japanスーパーおすすめサイト2003】を受賞(2003年2月)
・国土交通省道路局関連のホームページのアクセス数ランキング(5/1~31)で全国1位を記録(2004年06月01日)
・「暮らしを変えた道50選」に選定(2004年09月14日)
■今後の予定
今後は、北の道ナビを当該地域へのアクセス情報として幅広く利用してもらうよう、外部の地域・観光サイトに対してリンク利用を積極的に働きかけたいと考えています。
また、携帯版や沿道情報提供のさらなる充実を図っていきたいと考えています。
引き続き、ご指導・ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
(具体的な取り組み)
・携帯版サイトにおける二次元コードの活用(2004年07月17日)
・官民連携で路線情報を提供する「しりべしe街道」の開始(2004年08月06日) |